TEAM Policy
1.人間性を伸ばす
学校生活等でいつも会うメンバーではなく、学校も学年も違うメンバーと練習をしたり会話をすることでコミュニケーション力を拡充できるように練習メニューや練習時のペア設定を心がけています。また、ヤジ等他人批判的な発言が自然に出てしまうような人にならないようにまずはプレーを通じて尊重(リスペクト)できるような考えとなるよう接しています。
※指導者自身も全員が指導資格の保有および指導学習を継続し、指導スキルのアップデートを心掛けしています。
2.体力をつける
選手は上手になりたい、保護者は上手になってほしいと思うことは必然だと思っています。しかし、上手になるには、『上手に動くための筋力』『上手に動ける体力』があってこそ上手にプレーができます。そのために守備、バッティング以外にもトレーニングメニューをとり入れ、自宅でもできるトレーニングを盛り込みながら指導をしています。
3.基本を徹底する
野球は、ボールを投げて、捕って、打って走るが基本です。その中でも「投げて・捕る」が長く野球をするには重要になってきます。それは、いちばん怪我が多いからです。正しい投げ方、正しい捕り方をすることにより、量をこなして球速を上げるのではなく、効率よく球速や制球力を上げることを意識しています。
4.学びの環境を大切に
中学生の本文の「学業」をおろそかにしてほしくないため、チーム活動は原則、日曜日・祝日とさせて頂いております。また、選手としては違う視点でも感じてほしいと考え、豊島区少年野球連盟の審判部にご協力いただき審判講習会を実施しました。ストライクゾーンの考えやアウト・セーフの考え、ゲームの組立など『考えるきっかけ』になってもらえればと思っています。例えとなりますが「あいさつすることを覚えさせる」のではなく、いろいろな繋がりや色々な「おかげさま」があることに気付き、「自然とあいさつできた、あいさつが自ら出た」という心の学びがあってほしいという想いで指導しています。(中学生の恥ずかしさより先に自然と「ありがとう」が出てほしいと思っています)
土曜日につきましては、合宿時に活動いたしましたが、ご理解頂きありがとうございました。今後、大会等が土曜日に開催されることがあると思いますが、その際は、その都度参加できるか確認させて頂き、参加可能なメンバーで参加するようにいたします。
5.こどもの発達発育のメカニズムを重視する
選手達は野球をやっている以上、みんなピッチャーをしたいでしょうし、早い段階から投げ込みしたいと思うのは当たり前だと思います。しかし、中学生野球は、大人と同じ重いボールでもあり成長に影響のないよう可能な限り上級生になって筋力も整ってきてからピッチングを行っています。また、選手は試合ではフルイニング投げて勝ちたいという気持ちもあると思います。しかし、全員野球を主としていますので、少イニングで交代するようにしています。(球数が少ない「完全試合中」ということであれば、選手の気持ちは十分考慮いたします)経験として1年生は、1年生の中頃から少しのイニングずつバッティングピッチャーをすることで楽しいと感じられるよう努めています。持久力を養える筋力(体幹)が成長してくるのが12~15歳の間です。この時期を逃さないよう週1回の練習ですが、楽しく体幹トレーニングをできるよう練習時間の合間などにもトレーニング方法を紹介しています。可能な限り練習メニューにも取り入れています。(単なる練習前アップではないよう努めています)
6.運営改善のためにPDCAを実践
選手指導とは異なりますが、チーム運営は指導にもつながりますので、コーチ会議を開催しPDCAサイクルを実践しています。古い体質では、運営も指導も選手も全員がOODAでした。OODAの運営では「とりあえず見て・行き当たりばったり」となってしまいます。運営こそ色々と改善していなかいといけない部分はありますので「運営はPDCA」、選手(ゲーム)は自分たちで考える人になってほしいので「選手はOODA」を目指しました。